独立起業する際、法人もしくは個人で事業を興すことができます。
しかし、二者の違いがわかっていないとご自身に合うほうを選択できませんよね。
今回は「法人事業」と「個人事業」の違いについて解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
▼法人事業と個人事業の違い
法人事業と個人事業には、それぞれ以下のような特徴があります。
■法人事業
・法人として登記する
・ある程度の資本金が必要
・赤字の繰り越しは10年まで
・生命保険料に経費が適用できる
・社会保険料に会社負担分がある
■個人事業
・法人ではなく個人として開業届を出せばOK
・資本金は必要ない
・赤字の繰り越しは3年まで
・生命保険料は所得控除扱い
・社会保険料は個人が負担
▼どちらが良いの?
法人事業と個人事業を比べると、やはり法人事業のほうが「企業」として機能しています。
生命保険や社会保険に会社の経費が使えるなど、社会的な信頼度も高いでしょう。
一方個人事業の場合は、個人が経営している範疇を出ません。
とは言え、社会的信用が低いわけでもありませんからご安心ください。
どちらを開業するか迷った場合は、従業員の数や売り上げで決めると良いでしょう。
何人もの従業員を抱えているなら法人事業、単独で経営するなら
個人事業主のほうが都合が良い場面も多いです。
じっくり考えて、ご自身に合うほうを選択してください。
▼まとめ
法人事業と個人事業は、法人か個人かという違いだけでなく、資本金の有無や保険料の扱いなどに差があります。
どちらが良いかは経営方針にもよりますので、じっくり比較してご自身に合うほうを選択してください。
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